気象庁は1日、8月の平均気温が東日本(関東甲信、北陸、東海)で平年を2・1度上回り、統計を取り始めた1946年以降、8月として最も高かったと発表した。西日本(近畿、中国、四国、九州)は1・7度上回り、2010年と並んで最高だった。日本近海の水温も高く、台風の勢力が増しやすい状況という。
地方別では、関東甲信と東海、近畿、四国で最も平均気温が高い8月となった。観測点別では前橋市や名古屋市、奈良市、大分市など50地点で過去最高となった。太平洋高気圧の張り出しが強く、晴れた日が続いたことなどが影響したという。降水量は東・西日本の太平洋側で平年の30%程度と過去最少だった。
今後2週間程度は東・西日本の広い範囲で平年より気温が高い状態が続きそうで、引き続き熱中症への対策が必要だという。
台風に警戒
8月は日本近海の海面水温も高…
2種類の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル